イタリアのワインでいちばん好きな地域はと聞かれたら、ピエモンテと答える。もちろん各地域のワインもそれぞれに魅力的。そして一口にピエモンテと言っても様々ですけど。さて、このGhemme Ioppaは、以前RISTORANTE DEI CACCIATORIでいただいて、とても美味しかったので探してみたら、ときどきワインを購入しているネットショップにあった。バックヴィンテージながら、お値段もかわいくて、即購入(笑)
ところで、「ゲンメ」とは。以下、イオッパのインポーター、テラヴェールさんのサイトより抜粋。
『ゲンメ』
ガッティナーラ*とは全く違う海底が隆起してできた土壌で粘土質が主体の堆積土壌となっていてワイン はおおらかで若いうちから楽しめる柔らかいタンニンが特徴。その芳香の高いレベルを最大の個性とする砂地のロエロとは違い、黄土からくる濃厚な果実感も持ち合わせている。生産量はバローロの1/100 程度で、そのほとんどが地元で消費されてしまう。ゲンメの造り手は数十軒しか存在しない。
*GattinaraはGhemmeの川を挟んですぐ北東にある生産地