注連縄 (2012.11.26 Mon.)

子供の頃、神棚の注連縄は父が作っていた。ちょきちょきと半紙にハサミを入れると、あら不思議。紙垂(しで)できて、その形を子供心に美しいと思ったものだ。

京都の家にも神棚があったけれど、入居の際、片づけていただいた。お祀りして毎日手を合わせる自信がなかった。その代わりご近所の神社やお稲荷さんでよく手を合わせている。そして眼にする注連縄、やはりきれい。

紙垂(しで):注連縄や玉串、祓串、御幣などにつけて垂らす、特殊な断ち方をして折った紙である。単にとも表記し、四手とも書く。「しで」という言葉は動詞「垂づ(しづ)」の連用形で、「しだれる」と同根である。古くは木綿(ゆう)を用いていたが、現在では紙(通常は奉書紙・美濃紙・半紙)を用いるのが一般的である。断ち方・折り方はいくつかの流派・形式がある。吉田流・白川流・伊勢流が代表的な流派である。【Wikipediaより抜粋】