一度は行ってみたいと思っていた金比羅さんへ!予定の新幹線に乗れず、30分ほど遅れた旅程に。そのため、岡山から瀬戸大橋マリンライナーに乗車し児島駅で琴平駅行の各駅停車に乗り換え。それでも京都駅8時09分発で10時38分には到着。宿に荷物を預けてからまずは腹ごしらへ。「腹が減っては」階段を登れません!
参道から少し離れた「こんぴらうどん北店」さんへ。しょう油豆をアテにビールも少し。そしていざ金比羅さんを目指す。お天気に恵まれて参拝日和。「ブラタモリ」でしっかり予習もしているし。途中、こちらで地元の物産品を買ったりおやつ(石松まんじゅう)を口にしたり。見事な景色も十分に楽しみながら奥社まで。
帰りは資生堂パーラー「神椿」で一服し、途中で参道を逸れ、金丸座(旧金比羅大芝居)方面へ。前半はボランティアの方がご案内をしてくださり、その後自由見学。見事な芝居小屋で惚れ惚れする。しかし解体の危機があったとか。しかもその危機を救ったのはイギリス人だとか。とにもかくにも解体されず保存されたことに心から安堵を覚える。そして限られた日数ではあるけれど現役ということが本当に喜ばしい。芝居小屋の復活に尽力された方々に心からの敬意を表したい。あぁ、こんな芝居小屋で歌舞伎を見たら、さぞや!舞台に立つ方々も、役者冥利に尽きるでしょうねぇ。
ちなみに、金丸座と言うのは明治32年に金丸忠七という人物が、それまでの所有者、大工棟梁の川添定次郎から芝居小屋を買い取ってからの名称で、その後芝居小屋が転売されても「金丸座」という名称は続き現在まで維持されている、とのこと。=太字部分『小松秀雄「金丸座(旧金比羅大芝居)と琴平のまちづくり」神戸女学院大学論集、2016』を参照=
宿に戻り温泉三昧。讃岐コーチンをメインに使った夕ご飯も美味しゅうございました。故郷山梨のワイン(勝沼醸造さん)がオンリストだったのも嬉し。食後にもお風呂を楽しみバタンキュー。