河原撫子 (2017.06.24 Sat.)

お稽古先の行事などと重なりお休みが続いていた寺子屋。久しぶりに伺う。帰宅したら、種が飛んで別のところにいつのまにかコミューンを形成していたカワラナデシコが咲いていた。このカワラナデシコ、根を深く張らず、風に吹かれてそよそよとなびく。その姿が「はかなさ」を愛でる日本人の心情に訴えるのだろうか。でもその風情に芯の強さも垣間見られる。可憐ではかなげに見えて芯が強い。「大和撫子」とはよく言ったものである。