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毎年7月13日から16日まで行われる菊水鉾のお茶席。お昼を過ぎてから綿絽の浴衣を着物風に着付けて伺う。本日最終日のご奉仕は今年から表千家同門会京都支部が担当。

この菊水鉾の稚児人形は菊の露を飲んで長寿を保ったという菊慈童。お茶席のお菓子はこのお茶席のために考案された「したたり」（亀廣永製）。名水「菊水の井」の清涼なしずくをイメージし、菓名は菊水鉾の由来になった菊慈童に因んで、とのこと。現在は通年販売されているお菓子ですが、やはりこちらもこのお席でいただくと一入美味しく思われます。今年は数年前に一度伺って以来のお席。ようやくお皿が二枚になる。

夕立が来そうな空模様。せっかく街へ出たのだからとデパートで夕食のお買い物。三条河原町のバス停まで歩く合間にぽつぽつと落ちて来た。バスに乗り込んだ頃にざぁ〜っと本降りに。ふぅ、あぶない。晴雨兼用の傘を持っていても最近の雨はずぶ濡れになってしまいそうなほど。今日も朝から怪しい空だったのに、傘を持たずに出かけている人の多いことに驚く。浴衣姿で土砂降りの雨中を歩くカップルも。風邪を引かなければいいけれど、と老婆心。それにしても最近は夕立があってもちっとも涼しくなりませんね。