とは言え新暦では菊も咲かないので気分は出ず。そして雨。小止みになったところで真如堂さんまで。マルシェが開催されるとポスターで見たので行ってみる。境内見たところではあまり被害はなかったようだ。ほっ。雨に濡れた青もみじがきれい。台風などの影響か出店者も少なめ。この日は第2日曜日だったので「鈴声会」(裏千家流)の掛釜も。ご趣向はやはり重陽の節句にちなんで、だろうか。
手元にある「京都月釜案内」((株)淡交社)によると鈴声会は昭和28年に始まり、会の名称は真如堂(真正極楽寺)の山号である「鈴声山」に由来しているとのこと。かつて11月には紅葉の季節に合わせて献茶式も行われていたらしい。現在でも、その名残として毎年11月には「紅葉茶会」が行われ、境内で蕎麦がふるまわれるそうです。月釜(8月休会)への臨時参加は可、要事前連絡、とありました。
ただ入口には「在釜(ざいふ)」のご案内。これが出ているときは “誰でもふらりと入れる” のですよね!?