それはカマキリ。今夏はエノキにイラガの幼虫が大発生。毎日パトロールの日々でした。そんな私の強い強い味方。オオカマキリとハラビロカマキリ。あるときはカマを振りかざし見事にイラガを仕留める瞬間を目撃。どちらかが脱ぎ捨てた“ボディスーツ”も拾ったし(笑)今年は本当にカマキリさんとご縁がありました。そしてお世話になりました!
写真はエノキからノムラモミジに移った、つぶらな瞳のオオカマキリさん。ということはエノキのイラガは収束したのか?その代わりノムラモミジに何かが発生しているのか!?庭のパトロールは要継続。
ところで、カマキリは多彩な異名を持っている、らしい。“オガミムシ”ぐらいは聞いたことがあったけれど、イボをカマキリに咬み切らせるから“イボムシ”とか。カマキリで変換される「蟷螂」(祇園祭の蟷螂山でもお馴染みの漢字)の読みも“とうろう”の他“いいぼむしり”と辞書を引くと出てくる。そしてこのカマキリ。種によっては擬態もすごい。やぎの書棚にある「自然のだまし絵 昆虫の擬態 進化が生んだ驚異の姿」(海野和男)に驚きの姿が収められています。