茶の湯稽古。お菓子は「引千切」(ひちぎり/二条駿河屋製)。このときだけは数種ある中から好きなものを選んでよいという特別ルール@お稽古場。草餅+粒餡を選びたいところ、その組み合わせはなし(以前はあったそうだ。復活を望みます!)。粒餡をファーストプライオリティにして白餅+粒餡を選択。お稽古の後は、八坂さんの月釜(@清々館)へ。小田原の正井宗匠のお席。大胆かつ繊細なお道具のお取り合わせ。世の中が騒然としている中、勇気が湧いてくるような設でした。お菓子も京都の「引千切」(ひちぎり/二条駿河屋製)の他、お国元からお持ち出しいただいた「鉱泉煎餅」(宮ノ下・川邊光榮堂製)と「強羅餅」(強羅・石川菓子舗製)という贅沢さ。行事が相次ぎキャンセルになる中でのひとときは、一入ありがたい(*清々館月釜、来月4月3日は残念ながら中止のようです)。
・覚書:
「八景棚」(即中斎好)
「紅花翁草」「牡丹一華」(アネモネの和名)
「出世網目」
私たちが学ぶのは一言に要約すれば生き延びるため(あくまでも個人的見解・笑)。苦難に直面したときにいかに冷静に行動できるか。その為には知識も必要だし丈夫な身体もあった方がいい。ただし100%、すべてを完璧に手中に収めることは甚だ難しい。よって持っているもの、得意なこと、を伸ばして行く。私は幸い「原始脳」が発達しているらしいので(家人談)直感的に危険な匂いを察知する能力には優れているようです。歳を重ねてこの能力が少し脅かされているようなので気をつけよう。あれ、でもまた怒りっぽくなるのはダメだよねぇ(笑)