プラごみ問題(2020.04.28 Tue.)

藤棚@宗忠神社テイクアウトやデリバリーで休業中のお店をできるだけ応援。こちらの食卓にも彩りが増えうれしい限りですが、問題がひとつ。プラごみが増えること。洗って持ち込みたいところ、衛生的な面からOKは出ないだろう。ましてや今は感染症が問題になっている。尚更駄目だろう。緊急事態下なので、と自分を納得させ、有効利用ができるものはキープ、紙製品は資源ゴミに。

おそらく世界中で増えているんだろうなぁと思っていたところ「食事持ち帰り 廃プラ急増 タイ 商業施設停止で」(讀賣新聞4月28日付)のヘッドラインが目に留まる。これまでお茶関係の研修旅行で東南アジアはタイ、ベトナム、ミャンマーを楽しく旅したが、道路脇などのプラごみを目にし心が痛んだ(一昔前の日本、いや今もポイ捨ては残念ながら撲滅されてないですね)。記事によると“タイを含む東南アジアは元々、飲食物を持ち帰る屋台文化が浸透し、使い捨てプラ製品の大量消費地とされてきた”とある。さらに近年は海外からプラごみを受け入れるようになったため、総量が増加。一部が海岸に流出するなど社会問題化。このため、ASEANは昨年の首脳会議でプラごみ撲滅を目指す「バンコク宣言」を採択し取り組みを始め、タイやベトナム、フィリッピンなどでレジ袋の利用制限など取り組みが本格しつつあった、そうだ。そこへ来てのコロナショック。せめて(一緒に提供していると言う)フォークやスプーンなどはやめて欲しい。マイフォーク、マイスプーン、マイ箸で!しかも今はほとんどの人が家に持ち帰るのだろうし。もちろんニッポンでも! 

写真はご近所の神社境内にある藤棚。今年もブンブンとクマバチが元気に飛び回っていました。