今年もこの季節に突入。朝の目覚ましもヒグラシになりました。しかし早すぎる。夜も空け切らぬうちからすぐ裏手で鳴かれると少々つらい。このヒグラシ、今の住まいに越してくるまでは風情のあるものだと思っていた。遠くから少し物悲しく感じられる鳴き声。あぁ、夏も終わってしまう。というセンチメンタルな思いにかられたものです。しかし決して晩夏のセミではないらしい。しかも至近で鳴かれると物悲しさも、ない。加えてこの辺りのヒグラシは、故郷(山梨)や東京で聞いていた声より甲高いように思う。気のせいだろうか。
他にはアブラゼミにクマゼミ。後半に入ってようやく懐かしいミンミンゼミ。そしてツクツクホーシ(ツクツクボウシ)。
ちなみに、セミの寿命は一週間程と言われていましたが、実際には10日以上、種によっては一ヶ月程度は生きる、というのを2019年当時高校3年生だった植松蒼さんが突き止めたそうだ。すばらしい。