甘美な響きを持つ「小諸」。一度はと思いながらご縁がなかった。しかしついに叶う。小海線沿線に何度か行く用事があり、いよいよその所用も今回で最後、ならば思い切って小諸へ行こう!と決断。調べてみたらよさそうな温泉宿もあり。「まだあげ初めし前髪の…」と島崎藤村の初恋を心の中で口ずさみながら列車に揺られ小諸まで。その車中からの眺めも抜群だった。やぎは直接の小諸入り。午後に落ち合う手筈になっている。一足先に紅葉が見頃だとニュースで知った「小諸城址 懐古園」へ。いち早く色づいた木々の落葉、色づき始めた樹々、そしてまさに見頃の照り葉など、青空によく映えた様々な美しさを堪能。ぴりっとした空気もいい。5.8度という気温にも負けずテラス席でギネスをぐいっと。駅でやぎと合流し本日のお宿へ。お迎えはドキンちゃん。
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