古いお札を納め、新しいものをいただき、これまた恒例となった「だるまみくじ」を引く。今回で10体目のだるまさん。ここに暮す年月の指標でもある。結果は「第四番(半吉)」半吉なるものを初めて引いた。心を慎めばよきことあり、人をあざむことを慎むこと。なるほどKWは「慎み」。今の時勢にも叶うお言葉をいただいた。病気はなおり、待ち人は来たりて失せ物は出る。縁談は用心をするように、売買は利益あり。年を取るごとに「病気」の項目に眼が行く。若いときは、どこかが痛くても気にならなかったのが、最近はすわ病気のサイン!?と心配になったり。無鉄砲で怖いもの知らずだったのがいつしか慎重な人に(いやいや、と背後から何やら声が聞こえてきそうですが)。長く使っているのだから、あちこちのパーツがくたびれてくるのも致し方ない。きちんとメンテナンスをし休息も与え、なるべく長く健やかにおつきあいできるよう心を配ろう。その分メンタルはごしごし鍛えて、いつまでも瑞々しくいられるよう、好奇心を失わず楽しくやろう。おみくじを眺めながら心を新たにする。そしてサミュエル・ウルマン(1840年~1924年)の詩「青春」(原題:YOUTH)を胸に抱くのだ!