昨日はサッカー女子の準決勝2試合を見た。カナダ対アメリカ、スェーデン対オーストラリア。どちらも一点の勝負だった。結果、決勝はカナダ対スェーデン。カナダがアメリカに競り勝って初の決勝進出は本当に素晴らしい!10代でホームステイをした国、初めてリアルに接した外国。心から応援している。でもスェーデンもいいチームです。セミファイナルの二試合を見て改めて思うのは、なでしこ含め、それ程大きな力の差がないこと。なでしこの負けもちょっとしたこと、だったのでは。皆、本当に上手い。やれる人たちだと思うのです。それがやれなかった。気持ちの問題なのか、戦術(監督の采配)なのか。カール・ルイスさんが「陸上男子100メートル決勝の特別観戦記」(讀賣新聞オンライン)の中で日本人選手の課題に触れていた。曰く“日本の選手の最も大きな課題は、成功するモデルをどう作るかということだ。それには何度も何度も経験することが必要だ。”と。これは今のなでしこにも言えるのでは。足りないものは実績に裏打ちされた「自信」。そのために、十分な手当を協会にはして欲しい。個人の頑張りだけでは破れない天井も、ある!
一丸となって、さぁその先の高みへ!!