府立図書館に借りた本を返却する道すがら真如堂さんへ。ここのところ毎年あまりよくないけれど、今年の照り葉は、夏に雨が少なかった影響かいつにも増してチリチリした葉が多い。今の住まいを下見にきた11年前はそれはそれは見事だった。つい比べてしまう。それでも訪れた人々を大いに楽しませてくれる木々の姿。午後からはご近所の大木を楽しみながら京都芸術劇場 春秋座、志の輔師匠の独演会へ。今年は、大学開学30周年記念・劇場20周年記念公演で“歌舞伎劇場ならではの演目を周年記念の特別版にてお届け!”という謳い文句通りに素晴らしい内容でした。徒歩圏内、まことにありがたい公演なり。記憶を遡るとふと目にしたポスターでこの独演会を知ったのは2015年。それから三年続けて足を運び、’18年と’19年の公演は見逃して(海外に出る9月に行われたこともあり)同じく9月開催の昨年’20年も、騒がしい中、公演は行われたけれど諸事情により伺えず。久しぶりとなる。劇場へ向かう途中ですでに笑いが。「パブロフの犬」状態(笑)
終演後は赤銅色のお月様(“ほぼ皆既月食”)を愛でながら出町柳まで。初めてのお店でイタリア料理を堪能。「イタリア」を大いに感じさせてくれるお店でした。