惻隠の情/物の哀れ(2022.05.22 Sun.)

@西本願寺武者小路千家お家元・千宗守宗匠、そして数学者の藤原正彦先生のお話を拝聴する機会を得た。お二方のお話は痛快。私たちはコンプレックスを捨て、自信を持って生きるべき。もちろん駄目なところは見直した方がいいけれど、情緒や形や伝統などは大事に育むべきである。やみくもに他所様の真似をして良いものを棄て去るべきではない。“素直”は美点だと思うけれど、一歩間違うと“染まりやすく”“根無草”となる危うさがあることを、お話をお聞きして改めて強く感じた次第。決して先生に「染まって」いるのではありませんよ(笑)普段つらつらと感じていることの輪郭がお話を通じてより鮮明になった、ということであります。そして「もののあわれ」を感じ取れるヒトでありたい。

粟辻泰史さんのオカリナと粟辻紀子さんのアコーデオンでピアソラの曲(アヴェマリア/リベルタンゴ)を聴く機会にも恵まれた。

以下覚書。

・会合衆
・大友家文書

・岡潔(数学者)
・アーノルド・J・トインビー (歴史家・歴史哲学者)
・クロード・レヴィ=ストロース(社会人類学者)*レビストロスと表記されることも
・エドウィン・アーノルド(新聞記者、紀行文作家…)
・立川文庫(たつかわぶんこ):立川文明堂(発行人立川熊次郎)が1911年から1924年にかけて196篇を刊行した、「書き講談」による文庫本シリーズ