アウン・サン・スー・チー氏の側近だった元議員ら4人の死刑が執行されたというニュース。そして自宅軟禁だったスー・チー氏が6月22日に刑務所に移送されていたことを知る。軍には焦りがあるとの分析。その「焦り」がさらなる蛮行を生むのでは大いに心配になる。アショーカ王が突然目を覚まし仏陀に帰依したようなミラクルは起きないのか。2018年に滞在したミャンマー。その日々は、人々の笑顔と優しさに満ちていた。村へ滞在したと言っても、もちろん一週間にも満たないもので、私が見たのはミャンマーの一側面だと理解しているが、人々の笑顔や市場の活気は紛れもなく現実であった。「ミャンマーへの理解を深めれば、それが支援のきっかけになる」フォトジャーナリストの宇田有三さんの言葉をこちらで知った。まずは知ること。そして気持ちを寄せ続けること。