久方ぶりに参加。この勉強会は、ワインをただ飲むだけじゃなくて勉強しよう。ライセンスを持っているSちゃんというお友達もいるのだから、とお食事に行ったりホームパーティをしたりしていた友人たちと拙宅を会場として始めた会。初回は2002年12月9日「第一階イタリア銘醸ワイン勉強会」と題して、まずイタリアワインの概略を学びテイスティングはSOAVE(ソアヴェ)だった。当初はイタリアだけのつもりだったけれど、初めてみればフランスをやらない訳には行かないのじゃないの!? ということになり、その後オーストラリア、ニュージーランド、スペインと続いた。途中「神の雫ごっこ」(笑)もあり。私たちが京都へ越してから、別メンバーの家に場所を移して勉強会は続き、今回私たちが参加した会は南アフリカの最終回(第8回)だった。こんなに長く継続して続いているのも先生役のSちゃんの力によるところが大。拙宅で行われた最終回の当時の日記を一部抜粋。
“毎回素晴らしいワインと資料を揃えてくれた先生役のSちゃんには心から感謝です。Sちゃんのようには覚えられないけれど、それでも引き出しにたくさんの知識が仕舞われた。何より数多くの素晴らしいワインに勉強会を通じて出合えた。そして勉強会に続く食事会も毎回まことに愉快でした。美味しいワインと食事はこんなにも私たちを幸せにしてくれる。生産者に感謝、大地に感謝、天に感謝です! これからは場所をMちゃんのお家に移して不定期で開催予定。上手く予定を合わせて参加したいものです。”
勉強会の合間合間にはお誕生会や新年会もあり、本当に贅沢な時間を過ごしていたとあらためてしみじみ思う。以前は一本一本しっかりテイスティングをして表に書き込み、その後持ち寄り料理でワインを楽しむ、というスタイルでしたが、最近は最初からワインを楽しむことを主眼にしているそう。でも資料は以前同様しっかり作成してくれてさすがSちゃんです。友人たちの持ち寄りお料理も相変わらず美味しくて、あっという間に時間が過ぎる。皆さま、これからもどうぞよろしくお願いします! 次回は今回欠席のアナザーMちゃんの元気なお顔も見られますように!!
【第8回南アフリカワイン勉強会ワインリスト】
1. Clement de Lure Brut (Rose) N.V. Stellenrust Stellenbosch
主要品種:カベルネフラン44%、シャルドネ12%、シュナンブラン44% アルコール:12.0%未満
2. Reserve Chenin Blanc 2017 DeMorgenzon Stellenbosch Tim Atkin95点 WA93点
畑:樹齢46年のシュナンブラン。標高250-300m、花崗岩が風化した真砂岩土壌
3.Ou Steen Chenin Blanc 2016 Longridge
「オースティン」とは、アフリカーンス語で「古いシュナンブラン」を意味する。
4.Pinotage 2009 Kanonkop WS93点
品種:ピノタージュ*
5.Heaven on Earth Natural Sweet N.V. Stellar 2017プラッターズワインガイド5星
原産地:南アフリカ/オリファンツリバー、タイプ:白/極甘口
主要品種:マスカット・オブ・アレキサンドリア 100%、アルコール度数:10%
(以上Sちゃん作成資料より抜粋)
*ピノ・ノワールとサンソーを人工交配種して生まれた黒ブドウ