さくら散歩その2(2023.4.10 Mon.)

昨日は二条城の観桜茶会へ。同じくお一人でご参加の方と親しくお話をする機会に恵まれた。東京からお出ましのKさん。昨年膝の手術をなさったそうだ。正座ができなくなってしまったけれど、お弟子さんへのご教授は以前同様、そしてなるべくあちこちへ出かけるようにしていらっしゃるとのこと。膝をお悪くしてから、護王神社へもお詣りをしたそうだ。教えてもらって串を立てて来たわよ、とおっしゃる。えっ? 串!? 先日私もお願いすることがあって護王神社に初めて参詣した。熱心にお参りしてお守りを買い求めたけれど、串は立ててない。ということで本日再び改めて参詣することになりました。このKさんとはお席入りを待つ列で、ご一緒になった。杖をお持ちだったので、長く立っているのがお辛くないかと思いお声をかけた。それがきっかけで三席のお席をご一緒しながら楽しくお喋りをすることに。このKさん、様々奇縁がある方でした。

串の正式名称は座立亥串(くらたていぐし)。授与していただき、2対の内の1本に名前と願い事を書き、本殿中門前の招魂樹(おがたまのき)の根元に差して願掛けし、もう1本は家に持ち帰ってお祀りする。お詣りを済ませ清々しい気持ちで御所へ。しばし花を愉しんで帰宅。八重の桜が見頃で、たくさんの方々がピクニック。のんびりとした風情に心が大いに和む。

またどこかでKさんにお会いできるだろうか。きっとできるような気がする。そうしたらお礼を申し上げなくては!