かねてより大いに疑義を抱いている言葉の一つにSDGsがある。なんだか胡散臭い。誰も彼もあの企業もこの会社も声高に叫んでいるけれど。SDGsのことは、はっきりいって良くわからない。大手企業に勤める方が胸につけているバッジを、以前最初に見かけたときにクリスマスのリースを模ったものだと思って(そういう季節に遭遇した)お洒落ですね、なんてお声をかけてしまったくらいだ。というわけで、最近この本を読んだ。とかく我々は、実態はよくわからないけれど、なんとなくいいことをしている気分に浸りがちで、スローガンを叫んでいればやっている気分になりがち。一度刷り込まれたことはupdateされずにずっとそのまま。これではあかん!
正しく知る努力と自分の頭で考える、ということを放棄してはいけない。清く正しく疑うことも(笑)自戒を込めて。