Neive 2日目 (2024.07.19 Fri.)

毎日晴れて暑い。晴れは有難いし、ニッポンはもっと暑いはず、と奮い立ち、葡萄畑を両脇に見ながら、少し歩いてみた。日陰がない。降参。村外れの墓地まで来てすごすごと引き返す。戻って(宿の一階とは別の)エノテカ&バールで一休み。この界隈でこんなにたくさんシャンパーニュ方式の泡が作られているなんて! アペリティーヴォと聞かれて、はいと頷くと無料おつまみが出てきた。コップにグリッシーニ、プレートにトマトのブルスケッタ、サラミ、チーズ。これだけでランチになってしまいそう(笑)宿に戻って一階で、またも飲む。あちこちでグラスでちょこちょこ地元のワインを飲めるのが楽しい。すっかり気に入ったAntipasto Piemontese(Giardiniera)をオーダー。今回もごきげんに、それぞれ泡と白。こちらのスタッフはワインに精通していて感じも良く花丸。そうそう、昨日リストランテをお尋ねしたとき、1番のお勧めは今日お休みだから、とおっしゃっていた。今宵はそこへ行ってみよう。名前を再度お聞きしたら「予約してきますよ」とぴゅっと青年。飲んでいたらもう一人の女性スタップに予約が取れたと連絡が。ありがとう!! 毎日こう暑いと私たちの大好きな「遠足」も叶わず、小さな村なので、すでに歩き回ってしまったし、飲んで食べる、しかないのでありますよ(笑)

さて今宵のお店La Romatario、青年の顔を潰してはと、一枚だけ持参した腕を出すドレスを着用。欧州は夜は肌を露出するのがマナー。他の女性たちもほとんど腕を出したロングドレス。着替えてよかった。男性はさほどドレスアップしていないけれど。食事を初めてほどなくしたら、予約を取ってくれた青年がやってきた。私たちのテーブルをチェック。ワインをチェック。うんうん、いいワイン飲んでるね、と満足げ。どうやら彼もこちらでお食事のようです。一緒のご夫妻はご両親様からしら。お父様と思われる男性が瓜二つ。後でお聞きしたらピンポン、でした。夏はテラスで、がこちらの流儀(私たちは中に座りたがりますが・笑)。そしてこのお店はこの期間テラスのみの営業のよう。雰囲気は良いのですが、蚊にはまいった!虫除けスプレーで対抗するもとき遅し。しっかり刺される(涙)今夜はセコンドのうさぎちゃんまでいただいて、さらにドルチェ、グラッパまで。段々と調子が出てきたようです(嬉)青年のイチオシだけあって、村いちばんという立ち位置の、それでいてフレンドリーなとてもよいお店でした。