ゾウに続いて今日もリベンジ。昨秋行かれなかった「Musée Jules Verne」へ。週末は無料のトラムに乗る。市が立っているのを見つけて途中下車。さてジュール・ヴェルヌ、やぎは子供の頃によく読んでいたようです。かたや私が知っているのは作者の名前と作品タイトルぐらい。翻訳アプリとやぎコメントに助けられながらとても面白く見た。戻ったら本を読んでみよう。山の手の住宅街を少し歩く。落ち着いた佇まい。喧騒とは無縁。その喧騒に戻ってタイ料理のランチ。まずまず。その後、植物園(Jardin des plantes de Nantes)へ。ここは最高。ナントの宝物。市民の皆さんは幸せです。それに引き換え私の住む町は、植物園と隣接の大学キャンパスを、商業性を帯びた「賑わい空間」に改変する整備計画とやらを持ち出した。植物園は都市公園化のうえ周囲には商業施設やレストラン・ホテルを設け大学キャンパスには商業的アリーナを建設するという大規模なものだった。反対の声に押されてその計画は頓挫したが、アリーナは別の場所に作るらしい。いったいなんのために!? 一方ナントの植物園。駅のすぐ前にあるというロケーションも抜群。市民や旅行者の憩いの場所。この宝物(植物園)を何か変なものに作り替えようとする動きは絶対出てこないと思う。わが邦の呆れた現状を思い出し目が釣り上がる。だめだめ。今は楽しい旅行中。園内には気の利いたカフェがひとつ。そのカフェでクールダウン。
夜は鼻を聴かせて予約をしていたお店に。地元の人が多い、とてもよいお店でした。ここのスペシャリテはどうやらロブスターのよう。付け合わせのフライドポテト(他所より細型)もとても美味しい。たっぷりついてくるのに、皆さんおかわりを。 後から店名をよく見たら「ロブスターとフリット」(Le Homard Frites)だった(笑)前菜ではまたも牡蠣。つきだしとして出てきた海藻のタルタルもよかった。
そろそろ朝起きたら「牡蠣」か(笑)