加賀友禅(2025.02.03 Mon.)

春立つ日、ピンクのきものでお稽古先へ。これは、10代の終わりに両親が誂えてくれたもの。20代初め、カナダのホームステイ先に二度目の滞在の折には、持参して着用している。写真があるので、ちゃんと自分で着たらしい(笑)その後、ずっと箪笥に仕舞われていましたが、思い立って数年前に八掛を変えて仕立て直しをした。それからは髪を自然のままの色(グレー)にしたこともあり、年一、二度のペースで着用している。いつも地味なものを着ているので、このきものを着たときはお稽古先でもすこぶる評判がいい(笑)八掛を変え、帯を選べば40年以上も前のきものを着られるのだ。きものって素晴らしい! 手仕事、万歳!!

そして想いは能登半島へ。速やかな復旧、復興の音頭も取れずに「楽しい日本」とは、片腹痛いねぇ。