@L’EFFERVESCENCE
2012年のワインを一言で表すと「スパイシー」。この年は日照時間がとても長かったそうだ。
生江シェフはあえて普段のお料理でと。お互いを高め合う組み合わせ。お料理は繊細な仕事がされていながらこれ見よがしなところがまったくなく、まさにこれは岡本さんのワインに通じるところ。お二人が共感し合うのも、なるほど納得。ワインにはよっては具合が悪くなるとシェフ。それは例えば自然派と呼ばれるワインでもそうなることがあるとのこと。それが岡本さんのワインではまったく起こらないそうだ。恵まれた年のワイン。心から美味しいと思えるお料理。陽の光が差し込む心地よい空間。ありがたく贅沢なひととき。ワインにお料理にそしてそれを分かち合える人たちに、素材を育む大地に海に、そしてそれらを届けてくださる生産者に心から感謝!
以下当日のメニューを転載 “*”はメモ
-
la bois
アップルパイの様に〜
鮑、蕗の薹、桜海老を3口で
*よい酸 梅 フランボワーズ リンゴ レモン ハーブ ミネラル
le vent
勇気〜
フォワグラのナチュラル(*真空パック料理)とグリンピース、清水牧場から来た“クワルク”、
バナナの薫製&キャラメリゼのエクラゼとミントオイル、瑠璃萵苣(*ポリジの葉)の新芽
*よい酸 バナナ ミント
chardonnay
定点〜
丸ごと火入れした蕪とイタリアンパセリのエミュルション、
バスク黒豚のジャンボンセック&ブリオッシュ、榛の実
*ヘーゼルナッツ スパイシー フォアグラ 楽しい面白い とてもいい
pinot noir
春風〜
やわらかく焼き上げた石鯛と菜の花、大浅蜊、唐墨、山椒の葉とオイル
*スパイシー 白コショウ こんな人になりたい
la montagne
海が山に〜
“山の牛”岩手山形村短角牛のサーロインを薪の火で、
馬刀貝のピュレとソテ、サバイヨン、新玉葱のグリエ、ルコラと春菊の葉
*乾いてないタンニン
春の畑へ〜
とちおとめと空豆のクレーム・オ・ブール、
煎茶のメレンゲ、マンダリンオレンジのアイスクリーム
Infusion(*ハーブティー)
***