ミラノ2日目旅の終わり (2014.10.05 Mon.)

最終日の今日はミラノならではのお楽しみ。絵画の展示会を二つ。セガンティーニシャガール。セガンティーニは2011年に東京で行われた展示会を見逃していて、図らずもミラノで見られた。シャガールは2012年に京都文化博物館で展示会を見て、改めてその素晴らしさに心動かされた。その展示会をさらに上回る内容で理解が一層深まりたいへん面白かった。昨年は同じくPalazzo Realeでピカソ展と毎回素晴らしい展覧会に出会う。敷地内のバールも落ち着いた雰囲気で丸!

さて大事な今日のご飯(笑)日曜日のミラノはお休みのところが多い。どうしよう。困ったときはデパートへ行こう、とLa Rinascenteへ。最上階のモッツァレッラ専門店のピッツァとクラフトビールをチョイス。メニューにはクラフトビールがずらり。おねーさんにお勧めを聞いて、L’ORSO VERDEのCHIARAに。これがまことに美味。ブルワリーは市内から30分程度のところだそうだ。“Wabi”と名前がついたビールも!次の機会はお訊ねしてみたいなぁ。

夜は、ぶらぶらしていて見つけたお店で、美味しい白ワイン(Café Trussardiで出会った)をボトルで。少し何か食べるものをと思ったら、カメリエーレのおじさまが、おつまみをいろいろお出ししますからって。これがたくさんで、それになかなか美味しくて、もう私たちには十分の夜ご飯。閉店時間も近かったのに急かされることもなくとても居心地がよかった。ドゥオモ広場から少し離れているので観光客相手じゃないのもいい。

前は正直苦手だったミラノが、一昨年の再訪辺りから変わってきた。今年も新たなよい出会いがあり、また来てもいいなと思う。ゲンキンなものです(笑)それにしてもよい旅だった。お天気にも人にもワインにも恵まれ、始まりも終わりも言うことなしの会心の旅。ありがとう!また来年!!