茶の湯文化学会に所属している。2年目。その研修旅行で台湾へ。近いのにそして繋がりもあったのに今まで訪れる機会はなかった。楽しみである。何から何までセッティングされたツアーで旅に出るのも初めて。こちらもある意味楽しみである（笑）ただし、往復のフライトは事情により個人手配。空港で他の方々に合流する予定。

●5月27日（木）
始発の「はるか」に乗り関空へ。09時05分発のJALで台北の桃園国際空港へ。2時間55分の旅。飛び立ってご飯を食べたら到着、という感じ。食事の後に見始めた映画（ブラックスワン）は途中（苦笑）。空港では現地通訳の出迎えを受け、後から到着の本団とも無事に合流。専用バスにて新竹県峨眉郷へ。

富興茶業文化館を訪問。まず東方美人の茶畑でウンカ（チャノミドリヒメヨコバイ）を観察。前回は季節が少し遅く見られなかったというウンカ、今年はどんぴしゃりのタイミング。小さな小さな虫ですが、しっかり見ることが出来ました。それにしてもウンカの「被害」を視察するのだと勝手に思い込んでいた。あぁ、そう言えばそんなお茶の名前をどこかで聞いたことがあった、と現地へ到着してから思い出した次第。たはは　それにしても“害虫”のウンカに吸われた茶葉でお茶を作ると、よい香りがする高級茶に変身するなんて。おどろきです。でも、他にも案外こういうことってあるのかもしれないと思ったり。

作り方の説明をお聞きしたりビデオを拝見してから新茶の試飲。確かにとてもいい香りがする。蜂蜜のようなマスカットのような。150gのところ10gおまけしてくれて、160gで1,500元と結構強気のお値段でしたが、せっかくなので購入。

台中へ移動。客家料理の『燉品桟』で夕食。ホテルにチェックイン後一人参加の女子三名で『宮原眼科』へ。昨日まではまったく見知らぬ人たちと仲良くテーブルを囲む。一人最低でも370元のオーダーが決まりで、それぞれの飲み物の他にスィーツもひとつ。ひゃ〜、要塞のよう！（笑）販売されているお菓子のデザインなども素敵。短いけれど楽しい自由時間。これが最初で最後のフリータイムなのか。

とても蒸し暑いと覚悟をしていた台湾。台北到着時で27度。ときおり小雨が降るお天気。さほど暑くなく安堵。

【台中泊／福華大飯店】