この近くにポルトガル料理を食べられるところがあるらしい、と少し前にやぎ。自宅近くで道に迷っている方に声をかけたのがきっかけ。どうやら週末だけやっているらしい。どうやら普通の日本家屋らしい。そんな「どうやら」だらけでも今はインターネットがありますからね。みごとに探し出せました。でさっそくコンタクトを取り、ランチに伺うことに。

普通の日本家屋。その二階の和室で一組だけ、という贅沢。事前に「美味しいものを食べるのは大好きだけれど、それほど量は食べられない」と伝える。少なめメニューを組んでくださった。しかし最後のデザートは大きいぞ。でもがんばりましたよ。どれも美味しくて、メインのチキンをちょっと手伝ってもらった以外は完食。えっへん。

お料理を運んでくださるときに料理人・丹田さんともお話し。気さくな方でお話も楽しい。それ以外はいい塩梅にほっとかれるので（笑）ゆっくり気兼ねなくお食事を楽しめる。わが家と本当に至近距離なれど、大文字や真如堂の見え方が違ってそれもご馳走。

本日のメニュー：

〈前菜〉干し鱈のコロッケ　なすのマリネ（三種のビネガーが使ってあるそうだ）ガリシア風フィッシュパイ

〈スープ〉ズッキーニとじゃがいものスープ（隠し味にカレー粉）

〈メインディッシュ〉いかの詰め焼き　スパイシー・チキン（ポルトガル語でトウガラシは「ピリピリ」という。おどろき！）

〈デザート〉いちじくのタルト　コーヒーor紅茶

　パン二種類

写真は、こちら
料理人・丹田いづみさんは本も出していらっしゃいます。河出書房新社から「家庭で作るポルトガル料理」