近江八景8分の2 (2016.05.02 Mon.)

石山寺・東大門

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特に大きな予定がないのは我が家の大型連休の恒例。でも一日ぐらいはと思い立って日帰り旅行。天気予報で気温がかなり上がるという予報も背中を後押し。ということで京都脱出、近江へ。まず向かった先は三井寺。京都市役所前から東西線に乗り、御陵(みささぎ)経由で浜大津駅まで。ここから歩いても1キロですが、京阪石山坂本線に乗り換えて一駅目、三井寺駅下車。疎水沿いを歩いて三井寺へ。あっという間に到着。でも京阪京津線も京阪大津線も楽しくて、十分に旅気分。

新緑を楽しみながら三井寺をお参り。途中お茶屋さんで一休み。お薄と「三井寺力餅」を。お昼は仁王門前のお店「れすとらん風月」で点心、その名も「三井の晩鐘」を。帰りがけに三尾神社にも参拝。卯年生まれの弟の健康を祈願。駅まで戻る折、違う道を通る。ところどころに古いお家。昔の面影が偲ばれる。

再び石山坂本線へ乗り、石山寺を目指す。石山寺駅は終着駅。そこから瀬田川沿いを1.4キロほど歩き(バスもあるようですが)石山寺へ。参道がきれいに整備されていて歩くのも楽しい。途中よさげなお店「HOTORI*CAFE」を見つけてコーヒーブレイク。丁寧なハンドドリップで美味しいカッフェを堪能。

石山寺では図らずも三十三年に一度のご本尊『如意輪観世音菩薩』ご開扉。しかも(後から知ったことですが)本堂内々陣での拝観は今回初めてとのこと。ありがたいことです。よいときに足を運びました。広い境内もゆっくり散策し、本堂や多宝塔など数多くの建造物、そして樹木草花を心ゆくまで楽しんで下山。「至誠庵」でホンモロコの佃煮とふなずしを買う。ここは美味しいと私の鼻が。試食させていただいたらまさにビンゴ(笑)

帰る頃には瀬田川にカヌーが数多く。空が広いから夕方なのに日が燦々。帰りの列車は浜大津駅から東西線直通京都市役所前行きに乗れたので、さらに近い。こんなに近くなのに、すごく遠くに来た気持ちになれる。すっかり滋賀の虜。さて、近江八景のこり六景、となる。