気持ちよく晴れた文化の日、明石へ。イタリア料理店CiroにてKIMONO真楽関西オフ。インターネットコミュニティ(SNSというよりこちらの方がピンとくる)としての「KIMONO真楽」はいったんクローズとなったので、そのお別れ会。せっかくなので、「KIMONO真楽」がご縁で手元にやってきたものを身につけて。
着物は伊勢木綿。臼井さんのもの。もう随分前になるけれど、メンバー3名で名古屋から足を伸ばして、お尋ねしたことがある。小さい自動織機がずらっと並んだ工房。機械織りだけれど限りなく手織りに近い雰囲気の可愛らしい織機だったことを懐かしく思い出す。反物もたくさん見せていただいて、幸せな時間。その中から「これ!」といただいたのがこのフォレストグリーンと言った感じの緑色の格子。木綿は通年単でOKなので、これも単仕立て。洗いやすいように居敷当ては付けず背伏せだけ。
帯は昨年秋にご縁があった吉田美保子さんの帯「「イエロー・トライアングルズ」。吉田さんはとてもきれいな色を持っている。その中でも黄色が抜群だと思う。久しぶりに銀座結び。あまりに久しぶりなので、ちょっと忘れていました(笑)
足袋は保多織(ぼたおり)の白。保多織は江戸時代から伝わる香川県の伝統的工芸品。ワッフルのような生地がいい感じです。
帯締めはいろんな色が入った道明さんのもの。カジュアルな装いからきちんとした装いまで締められる優れもの。
足元は黒田さんの下駄。
KIMONO真楽を通じて人もですが「モノ」もたくさんご縁がありました。そのすべてが素敵な出会い!