銀行などで用事を済ませるために街へ出る。寺町を歩いていてふと古書店のショーウィンドーに引きつけられた。何気なくそこに広げられていた古書をみてびっくり。なんと故郷「都留」の昔の様子が描かれていた。タイトルは「甲斐 都留の郡」。

書物の説明には「高野流盆景式　宮本久喜磨画述　明治25年」とあった。インターネットで検索してみたが、ヒットせず。詳細はわからない。とにかく、ちょっとした偶然がうれしくて、日記に記す。故郷へ帰りたいとは思わないけれど（笑）やはりいつも心にはある場所なり。

さて、話は変わって先日の徳島土産の「森かさね」。リビングにこんな風に鎮座している。空の色、海の色、藍はなんとも懐かしい色でもある。