AppleのWWDCが始まった。しばらくSan Franciscoだったけれど、今年は故郷”San Jose”に戻っての開催。初日は恒例のCEOによるキーノート。やぎは夜中に起きてライブで聴いていましたが、私は後から。Apple Watchが机上のオブジェと化している私には夜中に起きるモチベーションもなく(笑)そうそうApple Watch!新しく発表されたフェイスのデザイン「万華鏡」には驚いた。ダサッ… 「ダサい」という言葉も相当ダサいけど、思わず呟いてしまったほど。いけませんねぇ(笑)
と、つっこみどころもありましたが、全体としては面白く見る。どこまで行くのだ!という技術もあるけれど、自分が使う使わないは置いといて。その技術が意外な分野で貢献をしたり、ということもあるし。さすがだね、アップルと嬉しくなる気持ちのが方が勝る。
それにしても隔世の感。私がWWDCへ行っていたころは今のように抽選ではなく、申し込めば誰でも行かれた。申し込んでいるのに勧誘のメールが送られてくる、ということもあった。だから私のように「非プログラマー」でも参加できたのだ。”Beer Bash”もあの頃はアップルのキャンパス(本社)でやっていた。これは本当に楽しかったなぁ。キャンパスに入れるお楽しみと、スティーブが選んでいたというミュージシャンも毎回よかったし、社員の家族も参加できてアットホームでおおらかで。スティングの息子ちゃんと写真を一緒に撮ったこと。やぎのアプリがアワードを取って私が壇上でトロフィーを受け取ったこと。そうそう、フィル・シラー氏が着ているTシャツをおねだりしたこともあった(笑)そのTシャツはアップルのアイスホッケーチームのもので、アップルに入社して入部したら手に入るよ、と言われたっけ。それは無理でしょ!(笑)とまぁ、昔を懐かしむおばあちゃんモードになってしまいましたが、まだまだ過去のことではない。依然我が社はデベロッパーだしもうひと花咲かせて「ドーナッツ」(アップルの新社屋)へ行こう。そのためにはこれからもやぎに頑張ってもらわねば。今夜も美味しい紙を、いえいえご飯を作るとしましょう(笑)
昔のWWDCの模様はこちら。2002年版。