チーズセミナー (2017.08.05 Sat.)

フロマージュ・ドゥ・ミテスさんと前田豊三郎商店さんの企画、「季節のチーズとワイン vol.1」へ参加。今回はスライドで製作過程や畑の様子なども拝見。「食べ比べ」という企画もあって今まで以上に充実した内容。同じテーブルになった方々とも楽しくお話ができ、食べて飲んで学ぶ。こう言う勉強ならすっと頭に入ってくる。現金なものです(笑)さて、以下覚書(当日の資料一部抜粋、参照)

●STE MAURE DE LA DRAGONNIERE サントモールドゥラゴニエ/山羊/フランス アンドルエロワール県
 *AOPサントモールドトゥーレーヌのモンス氏オリジナル熟成 AOPとして義務付けられている熟成期間より早く生産者から引き取りモンス氏好みに仕上げられている。「ドゥラゴニエ」は生産地の名前。

▲ペティアン レ・ガ!レ・フィーユ! 2015 フランツ・ソーモン/フランス・ロワール/白・微発泡・シュナンブラン

●COULOMMIERS LAIT CRU クロミエレクリュ/牛(無殺菌乳)・白カビ/フランス 
 *ブリドモー、ブリドムラン、クロミエはブリ三兄弟と呼ばれている。クロミエは末っ子。

▲ブルゴーニュ・アリゴテ ル・アルディ 2014 ドメーヌ・バロラン&F/フランス・ロワール/白

●TOMME DE SABOIE Fermier トムドサヴォアフェルミエ/牛・セミハード/フランス サヴォワ地方 サヴォワ県
 *IGP(保護指定地域認証)を持つサヴォワを代表するチーズ。圧縮して水分を抜き造られる。そのため組織には小さな気泡が多く見られる。TOMMEは大きさを指す。
 **このチーズの製造過程で乳酸菌の働きが活発に成りすぎ偶然できたチーズがトムクラユーズ。「クラユーズ」は“ほろほろくずれる”という意味の方言。

▲シュターニュ・ルージュ・ガメイ 2015 ジャック・マイエ/フランス・サヴォワ/赤

●BLU DI BURALA ブルーディブッファラ/水牛・青カビ/イタリア・ロンバルディア
 *ベルガモにある水牛のチーズ造りで高い評価を受けている「グリッティーニ家」のブルーノさんが手がける青カビのチーズ。ゴルゴンゾーラと同じ菌。

▲サンス・フル シードル 2014 タケダワイナリー/日本・山形

●TALEGGIO タレッジョ/牛・ウオッシュ/イタリア・ロンバルディア
 *むっちりと柔らかいチーズを指すstracchinoのひとつ。20世紀に入ってから他のものと区別して「タレッジョ」(生産地の渓谷名)と呼ばれるようになった。stracchinoは「疲れはてた」という意味で、アルプスの夏の牧草を食べて下山した牛のミルクを形容してそう呼ぶ。

▲ドラゴ 2011 ラ・メルカレッチャ/イタリア・トスカーナ/赤・チリエジョーロ