南下してFormiaへ (2017.09.30 Sat.)

不在のEzioに代わってお父さんが駅まで送ってくれた。あの息子にしてこの父あり。穏やかでとてもいい方です。1987年に仕事半分観光半分で東京へ行ったことがあるそう。鉄道がよくオーガナイズされていてと仰る。イタリアの鉄道も随分様変わりしてよくなりましたよとお伝えする。いやほんと、随分と変わりました!

あれこれと心配してくださり窓口までご一緒してくださる勢い。丁寧に辞して入り口でお別れをする。とてもいいご家族でした。さて何の問題もなく券売機で乗車券が買えると思ったらターゲットのIC(intercity)はチケットレスしか選べない。仕方なく窓口へ。窓口のお兄さんの対応がイマイチでプンプン言いながら列車に向かう。でもはて随分と安かった。それもそのはずregionale、つまり普通列車のチケットだった!しかもいつのまにか全席指定になっているようで…。道理で座れないはずだわ。もちろん差額をお支払いするつもりでしたが、なんとお目こぼし(^^; 車掌さんが検札に来たときほとんどの人がスマフォの画面を見せていたのには驚いた。いつのまにこんなことに!!

とにかくポカがありましたが人情にも助けられ無事にFormiaの駅に到着。タクシーでホテルへ。今回の旅で行き帰りの空港最寄りを除いて唯一のホテル。良くも悪くもレトロなホテルで、最初の頃(つまり26年前)を思い出す。チェックインしてホテルのリストランテで遅いお昼。カメリエーレが名乗りながら握手を求めて来た。少なくとも人は皆良さそうだ。今日も夕食はパスして早めにベッドに潜り込む。窓からは海。眺めも抜群(しかし鉄塔は無粋だ)。

今日の食フォト