天空の町「Civita di Bagnoregio」へ。バス停がわからず右往左往。まず最初に宿のPatriziaさんがバス会社のサイトで調べてくれたバス停の住所に行く。そこにはバス停がなく、近くのバールのお兄さんに尋ねるもわかったことは城壁の外、ということだけ。外に出て売店の女性に聞く。次に鉄道の駅の人に聞く。別の売店の人に聞く。最後に通行人の女性。彼女が答えを持っていた!
ついにバスに乗ることができ、終点まで。そこから歩いて対岸の町を通り過ぎると向こうに「Civita di Bagnoregio」が見えてきた。橋の手前で入村料(@€3)を払い、いよいよ橋を渡って天空の町へ。さすがに見事な景色。天空の町はもちろんのこと周りの景色も大パノラマですごい。
町の中に入り良さそうなお店でお昼を食べる。何も下調べをせずに見つけたリストランテですが、大当たり。本日のスープ、カボチャ・フンギ・ノチョーラという季節を大いに感じられる取り合わせ。美味!ハウスワインの白も美味しく、スタッフの対応もよく会話もはずむ。最後のカッフェにやぎはサンブーカ、私はグラッパを落としてもらい満ち足りた心持ちでお店と町を後にする。
帰りはバス停にも迷わず(笑)。Viterboに戻り、偶然Chiesa di Santa Rosa(この町の守護聖人の教会)を見つけお寄りする。プレゼピオが見事。そういえば昨夜のお店SOR BRUNOのご店主はサンタ・ローザのお祭りTransporto di Macchina di Santa Rosaで巨大な山車を担ぐ100人の一人に選ばれたことがあるそうだ。映像で見たけれど圧巻。
今日は一度は訪れたいと思っていた「Civita di Bagnoregio」へも行くことができ守護聖人の教会を訪ねることも出来た。「死にゆく町」(天空の町はこう呼ばれている)で「元気に生きている人々」。愉快なパラドックス。