目指すはバガン仏教遺跡群。ここはカンボジアの「アンコール・ワット」インドネシアの「ボロブドゥール」とともに「世界三大仏教遺跡」と称されている。まずは“金色の祝福された土地”という意味を持つシュエジゴンパゴダを見学。ここには、仏骨・仏歯(お釈迦さまの骨と歯)が安置されていると言われている。次に、シュエサンドーパゴダへ。素晴らしい夕日も眺め漆工房へ。たくさんの職人さんを抱える大きな工房。漆は日本では10人に1人はかぶれないと言われている。つまりほとんどの人がかぶれる。こちらではどうかと現地通訳ガイドのウィンさんに尋ねてみたところ、かぶれる人は稀だという。それは体質による違いか。はたまた漆の種類の違いか。東京で何年か漆をかじったことがある私にはたいへん興味深いサブジェクト。日本に戻ったら調べてみたい。この工房で菓子器をひとつ買い求める。どのお店にも自由にお茶ができるスペースがあってお茶とお茶請けが用意されている。お茶請けのひとつ、タマリンドのお干菓子のようなお菓子がとても美味しい。薄紙で包まれている様子もいい。