京都コンサートホール(北山)で佐渡裕指揮トーンキュンストラー管弦楽団の引越公演を聞く。ピアノはヴァレリー・アファナシエフ。
今回の日本公演はAB二つのプログラム。初日の今日はB。以下の曲目。
バーンスタイン:「キャンディード」序曲
ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 op.68「田園」
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.83
アンコールは
ショパン:マズルカ 第47番 イ短調 op.68-2
ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番 ト短調
佐渡裕さんの指揮で紡ぎ出される音は海原のうねりのような。引いて満ちて、小さく大きく、静かに激しく。そしてそのうねりは一糸乱れぬ一つのかたまり。素人の耳にもそう聞こえた。ヴァレリー・アファナシエフさんのアンコール曲、ショパンのマズルカでは不覚の涙が…
音楽に酔った後は美味しいワインが飲みたくなる。早くから開いているフレンチバードさんへ立ち寄りコンサートの余韻を楽しんで帰宅。すると…
蛹が空っぽ!!! 去年の9月に蛹になったイモちゃんがついに華麗なる変身。蝶(アオスジアゲハ)になって飛び立っていた。イモちゃ〜ん(感涙)でも羽化の瞬間に立ち会いたかったよ。毎日毎日見続けていたのに。最後の一瞬は留守中の不意打ちなんて(涙)でも無事に蝶になれて本当によかった。座を作った葉っぱを他のイモちゃんに半分食べられたときはひやっとした。別の葉を添えて凌いだ。台風の後(蛹になった後は屋外に出した)二点で葉っぱにジョイントされていたのが一点に、しかも斜めって!あれやこれやのヒヤヒヤを乗り越えて見事に蝶になったイモちゃんに、乾杯!
上の写真は羽化した日の朝撮影。その前日に蛹にさわったらくねくねっと大きく体をよじらせたので、無事に生存が確認できた。翌日(撮影の日)写真のように羽の模様も見られるようになり、お昼から夕方の間に羽化したと思われる。下の写真は羽化後。残された殻。