コンチキチン (2018.07.16 Mon.)

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日に日に気温が上昇。今日も暑い。しかし風があるのが幸い。綿絽の浴衣に竹富グンボーの帯を締めて(夏祭りの定番)菊水鉾のお茶席へ出向く。本日は表千家。今年のお皿の色は何色かしら、と楽しみに。美味しい「したたり」とお薄をいただいてもうひとつのミッションをこなすべくさくさくっと茶席を辞する。友人に頼まれた粽を買うのだ。我が家は鈴鹿山さんの粽と決まっている。最初の年に偶然手にしてから毎年の恒例となった。瀬織津姫様にずっと守っていただく所存。で、友人の粽。フランス好きにはここしかない!と鶏鉾さんへ向かう(笑)文博の説明によると“応仁の乱の以前からその名が記録に現われるとされる鉾で、その意匠は『古事記』の天の岩戸の物語に登場する「常世長鳴鶏(とこよのながなきどり)」に取材したものとも、あるいは中国古代の堯の時代の故事である「諫鼓(かんこ)」に由来するとも伝えられている”そうです。見送のタペストリー(重要文化財)に代表されるよう、懸装品も希少で豪華な鉾ですが、あまり混雑しておらず、ゆったり拝観。ミッションがなければ人出と暑さに負けてどこも見ずに帰っていただろうから、友人に感謝。

そうそうお茶席のお皿、今年はグレーでした。