Cardo(2019.01.11 Fri.)

年末はピエモンテ、お正月にはトスカーナ、そして今日はプーリアと旅をする、食事で(笑)やぎの風邪も治ったのでご近所のプーリア料理店。前菜で「カルド/Cardo」という野菜を使った一品。見た目や食感はセロリに似ているがカルチョーフォ/Carciofoと同じチョウセンアザミの一種。カルチョーフォは蕾を食べるけれど、カルドは茎を食する。かなりアクが強くお料理に使うときはまず灰汁抜きをする必要があるらしい。そのため軟白栽培(ホワイトアスパラもこの方法ですね)という方法も昔から行われていたそうだ。

中でも有名なのがピエモンテの「カルド ゴッボ ディ ニッツア モンフェッラート/cardo gobbo di Nizza Monferrato」でスローフード協会のプレシディオにも認定されている。何度もカルドの季節にピエモンテを訪れている。見たことも口に入れたこともあるに違いない。でも「セロリ」だと思っていたかも(苦笑)