銀ブラ(2019.02.25 Mon.)

日曜日に葉山へ出かけた。着物仲間との旧暦での新年会。翌日その新年会に参加が叶わなかった友人と落ち合うために銀座へ。久しぶりの銀座。少しぶらぶらしようと早めに出かけた。話には聞いていたがすごい人。街並みも随分と変わった。地上の混雑から逃れようとGINZA SIXの屋上庭園へ。ビル自体は定休日のためか屋上には人影もまばら。よく晴れて遠くまで見渡せる。いつもと違う視点で街を眺めるのは楽しい。そうそう、GINZA SIXの前で英語圏の素敵な女性に声をかけられた。「Your coat is very very beautifu!」と!実は昨日途中下車して立ち寄った鎌倉でもコートを褒められたのだった。2日続けて、しかもナショナリティの違う方に。着ていたコートは、館山で織られている唐桟を友達のお母様にお願いして着物用に、でも従来の道行のような形ではないものをデザインして仕立ててもらったもの。良いものは世界共通に気を良くして、屋上庭園散歩もより楽しいものとなった。

地上に降りて、待ち合わせ場所の伊東屋さん。新しくなってから初めての訪問故、店内も見てまわる。カード売り場の品揃えは前の方が良かったように思う。他所とは一味違うセンスのよいカードがあった。こちらでなら入手できると思っていたイースターのカードも数える程しかなく、結局購入出来ずじまい。う〜ん、残念。7階の「竹尾見本帖 at ITOYA」は素敵だった。

変わらないで欲しいもの。変わって欲しいもの。好きなもの。そうでないもの。人によっても違うから難しい問題。なんでもかんでも「昔はよかった」と言うつもりもないけれど、残念に思うことが多いように思われるのは、私が年を取ったということでしょうか。友人と「前の方が好みだったわ」と言っておきましょう、と笑い合う。