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@神勝寺さん。毎年の恒例となる。茶席に加え熊倉功夫先生と芳澤勝弘先生のご講座もあり楽しい。熊倉先生は「古田織部の茶の湯」、芳澤先生は「江月和尚の墨跡」と題したお話。「古田織部の茶の湯」では織部の生きた時代背景と共に織部が語られ、“桃山、破壊は美の創造”という言葉に集約される桃山時代について思いを馳せた。「江月和尚の墨跡」は実際にお茶席に掛けられていてオリジナルを拝見した後だけにお話にも一入身が入る。その他お取り上げいただいたお軸、どれもがすべてどこかに掛かっている、という贅沢さ。
ご講座に先立ってのお茶席、お菓子は例年通り奈良の樫舎さんがご出張。さらに今回はプラスαでお話をお聞きしながら目の前で作られたお菓子も口にできる趣向。ライブでご製作のお菓子は、青大豆とお砂糖(ビート)のみが材料のお干菓子。“その場”だけで味わうことのできる贅沢なお菓子でした。点心はベラビスタ&マリーナ尾道さんご製の「ばら寿司」。