きのこの山’19(2019.11.01 Fri)

ヌメリスギタケ今シーズンはイグチ君に会えない!と残念に思っていたら、他の茸さんたちに遭遇。さっそく食卓に並ぶ。幼菌は必ず残して食べる分だけ。お味噌汁に入れる。グリルで焼く。オリーブオイルでソテーする。図鑑のコメントも参考にしながら、合いそうな調理方法を選ぶ。でも基本はシンプルに。山の恵みにさっと手を入れて食す。贅沢なご馳走です。

これまでトライした茸のなかで「ハツタケ(初茸)」の色は群を抜いている。これを最初に食べた人はえらい!秋の季語だそうで、芭蕉や一茶など多くの歌人が歌に読んでいる。

 “初茸や まだ日数経ぬ 松の露” 芭蕉
 “初茸の 無疵に出るや 袂から” 一茶

季節の最初に登場するので「ハツタケ」の名があるそうですが、そうすると今年は随分とキノコの季節が遅い。これまで出会えなかったイグチ君ともこれからのお出会いなのか!?少し期待しよう(笑)