スロバキア ニトラ県 ストレコフのワイナリー「Strekov 1075」、そのメーカーズディナーにお声がけいただいて参加した。会場は岡崎の「DUPREE」さん。Strekov 1075、このワイナリー名に付いている数字“1075”はストレコフ村の名前が最初に文献に登場する年とのこと。12ヘクタールの葡萄畑(その内5ヘクタールは枝をワイヤーに添わせる垣根仕立てではなく、1本1本が独立した仕立てになっているそうです)で、手作業でワインを造るのはZsolt/ジョルトさん。奥様とお二人でのご上洛。がっしりした体躯にゆるぎない信念とユーモア、そして柔軟性を併せ持つお方とお見受けしました。試飲したワインはどれもきれいでバランスがよく、するすると身体に入っていく。ジョルトさん自身の「何を目指して造っているのか」というご説明通りのワイン。造り手の哲学が隈なく反映されたワインで、お料理にも自然に寄り添う。
スロバキアと聞いてスロバキア語で「こんばんは」を覚えて話しかけた。しかしお二人の母国語はハンガリー語だそうだ。後から外務省のHPを覗いてみたら「スロバキア人80.7%,ハンガリー人8.5%等(2011年:国勢調査)」となっていた。世界史も再度学ばねば!