お休みも長くなったお稽古、書と茶の湯。書のお稽古は、戦前の女学校で使われていた教科書をお手本にしている。お手本が手紙なので巻紙に書いて先生へ送り、添削して送り返してもらう、という古風なスタイルに。思いがけず実践的なお稽古になる。添削初回が戻ってきた。先生の親切丁寧な朱入れ。アドヴァイスが書かれた流れるようなお手紙も!ふむ、またも同じ文字に朱。大いに反省。
さて茶の湯。毎日お薄をいただくのは日課。といっても電気ケトルでお湯を沸かし、ささっと茶筅を振る、というものですが、せめて「茶筅通し」は丁寧に。すると茶筅の持ち方がおかしいことに気づいた。随分前に一度先生からご指摘があったのを思い出した。なるほど、このことか!一度ついた癖を取るのは容易ではないけれど、時間はいっぱいあるのだ。毎回気をつけて茶筅を持つ。お抹茶は、木津川市加茂町の山崎徳哉さんが無農薬で作るもの。少し前にとある場所でいただいて、とても美味しかったので取り寄せている。「都跡の白」はお茶の原種のような在来種で、「恭仁の昔」は“さみどり”という抹茶向きの品種で、とのご説明。「都跡の白」は茶葉をそのまま飲んでいるよう。さっぱりと美味しい。「恭仁の昔」は、抹茶向きの品種だけあり、もう少しまったりとふくよかなお味。お茶のお菓子は、お稽古先では二条駿河屋さんの美味しい季節のものですが、徒歩圏内で入手でき日持ちがする洋菓子を合わせている。エキュバランスさんのマカロンや和風テイストもある黒豆山椒ショコラなど。
徒歩圏内に美味しいお店があるのは嬉しいことです。そして郵便局、宅配業者の方々にも感謝を。