水道料金が今までで一番を記録した。髪がのびた。Macの画面を見ている時間も伸びている。蟄居も長くなりこれまでとは違う生活がデータからも読み取れる。書のお稽古は通信添削になってから、課題を仕上げるスピードがアップ。今後も基本は通信添削、ときどきスクーリング、というスタイルが私の場合はいいかもしれない。今までの生活を見直す機会にもなって、あながち悪いことばかりではない。それもこれも居住環境に依るところが大きい。例えば日々の暮らしの小さなことに敏感になって、小鳥の囀りや植物の成長により耳が目が向くようになった。これは生活に潤いを与えてくれる現象だけれど、世の中では「巣ごもり騒音事件」なるものも起こっているとニュースが伝えている。緊張しているときはいつも以上に音に敏感になってしまうからだそうだ。同じように「敏感になる」といっても、楽しみになるか苦痛になるかは、生活環境に大きく左右されるように思われる。今の状態が、引っ越してくる前の東京で起こっていたら、随分と違うものになっていたかもしれない。今の住まいにひょんなことから出会い、東日本大震災を経て全面的に移り住むことを決めた。
ご縁に感謝。「見えざる手」に、感謝をしたい。
感謝と言えば、近くに住む友人。その友人が私たちが今ここに住むことになった物語の発端の人物なのですが、彼女からは自ら育てるお野菜や、手作りのパンが。いつも本当にありがたく思うけれど、この時期は一入有り難い。
写真上:あるときの朝ごはん。友人手作りのパンに、畑からのスナップエンドウを添えて
写真中:お野菜と一緒に届いたカザグルマ
写真下:畑からのフリルレタスとサヤエンドウを加えて美味しいサラダに
*サラダが入っているガラスの器は鎌倉に住む友人からの贈り物。とても気に入っている