季節の到来物「えんどう豆」、豆ご飯が定番ですが、今年は趣を変えてリゾットに。材料はお豆の他には新玉ねぎとドライドトマト。えんどう豆は鞘からもよい出汁がでると以前教えてもらった。まず鞘で出汁を取り、そこにコンソメを加えてブロードに。今届けてもらっている秋田県産のササニシキ(無農薬、無肥料)。粒が大きくて一粒一粒に力がありリゾットにも向いていると踏む。これまでは滋賀県産のササニシキ(有機栽培)だったけれど、4月初旬の時点で早々と売り切れとなってしまい、探し求めてオーダーしてみたもの。好みにも合い美味しかったので年間予約をお願いした。結果は読み通り、リゾットにも向いていて、とても美味しく出来ました。お米の力と採れたてのお豆の力のお陰です。まずはそのまま一口二口楽しんだ後は、おろしたてのパルミジャーノをたっぷりかけて。
今日はもうひとつ旬の美味しいもの。野苺の「confettura」を作ってみた。裏山にこの時期自生している野苺はどうやら3種類。その中から美味しいとされる2種類(クサイチゴとニガイチゴ)を選ぶ。ニガイチゴ(苦苺)は熟すと甘いが種子(核)に苦味があるため名前の由来になったとのこと。ちなみにこの2種類の花は白。もう一種類の黄色い花の野苺(あくまでも名前は呼びませんよ!・笑)は食べられるけれど美味しくないそうだ。試しに食べてみたところ、確かに美味しくない。まずい、とまでは行かないけれど味がありませんでした。先日は入手できなかった有機国産レモンもタイミングよく野菜籠に。自生の野苺ならではの酸味があり、初めてにしてはとても美味しく出来て大満足。チーズに添えてぱくり。ローストポークに添えてぱくりぱくり。来シーズンもぜひ作りましょう!
さて、イタリア語。「confettura」と「marmellata」の違い。「confettura」は柑橘類のジャム以外の名称、「marmellata」は柑橘類のジャムのこと、らしい。「marmellata」と英語の「marmalade」は語源が一緒だと思うから、果物の皮も使うものが「marmellata」(=marmalade)ということになるのでしょうか。辞書で「marmellata」を引いてみると[ポルトガル語marmelado(marmelo‘cotogna’から派生)]と載っていた。で、そのポルトガル語の「marmelado」は?と検索したら、このページがヒット。
いやはや(苦笑)