花菖蒲’20(2020.06.11 Thu.)

我が家の三寸アヤメが開いたときに、そうだハナショウブも咲いているに違いない、と思い込み足を運んだ。花のはの字もなく、遅かったかと落胆。しかし、各地でハナショウブが見ごろを迎えているとニュースが伝える。あれ!?あれれ??記録を紐解いてみたら、前に観に行ったのは今頃だった。さっそくカメラを持って昨日出かけてみると…

咲いてました!咲いてました!!見逃したと思ったのはやはり早とちり。大きなフライングでした。雨はちょうど上がっていたけれど、この花も雨がよく似合う。晴れより曇り、曇りより雨。こんな風に雨の季節にもたくさんのギフト。今だけの贈りものを見逃さず、よかった。しかしこのハナショウブが見事な某所。以前は近くまで行って拝見できたけれど、今は近寄れなくなってしまった。残念!

ハナショウブは、野生のノハナショウブ(野花菖蒲)を原種として改良された国産の園芸植物。江戸時代に盛んに品種改良されたらしい。ところでアヤメ、カキツバタ、ハナショウブは見分けが難しい。活花を習っていた20代の頃先生から、花びらの根元がアヤメは網目、カキツバタは白、花菖蒲は黄色、と教えられ、図入りでメモしたことを懐かしく思い出した。