ふたたびオニグモのお話。苦手な方は読まないでください。画像アップ、ご容赦のほど(笑)観察を続けている“ねずこ”と“たんじろう”(オニグモの雌と雄)。“ねずこ”は朝からお昼までに巣(というか「網」と言うべきか)をたたむ。このとき、基本のY字はそのまま。そして日が落ちてから(午後7時15分から30分頃)再び張り出し、およそ30分で完了。かたや“たんじろう”。観察初回(7/1)は昼間でも真ん中に鎮座していましたが、翌日から昼間はちゃんと物陰に潜むようになった。こちらは夕方に巣(網)をたたみ、やはり基本のY字はそのまま、その後張っている様子。7月2日の朝には見事に獲物がぐるぐる巻きになっていたのを目撃。昨夜(7/3)は梅雨前線が停滞し大雨。多少の雨では出動していた“ねずこ”と“たんじろう”ですが、さすがに二匹とも休業日としたようで、物陰から一歩も動かない。ただし昼間とは姿勢が違うので起きてはいるようです。観察は、つづく、かも。
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2020.02.06追記:昨日思いがけなく青空が見え、庭の草引きを。終わって勝手口へ向かう。途中にはねずこの巣(網)が。昼間なのにねずこがいる。しかも獲物を巻き巻きしている途中。急いでカメラを取りに戻りシャッターを切る。スクープ画像。でもこれはさすがにアップしかねる(笑)潜んでいるときも巣(網)とは繋がっているようなので、獲物がかかったら即座に感知できるのだろうか。クモの糸を調べていたら「クモの生態と糸(1)」・「クモの生態と糸(2)」という詳しいレポート(昭和62年10月25日発行「科学と生物」社団法人日本農芸化学会)を発見。それにしてもクモの糸、凄すぎる。
角度が変わっていたねずこの巣(網)随分と高い位置に張られた、たんじろうの巣(網)。基本のY字も、壊されたり壊れたりするものね。でも壊れない限り使い回しなのかしら?新たな疑問。