プラン・インターナショナル(2020.08.15 Sat.)

国際NGOプラン・インターナショナルがフォスター・プランという名称だった1990年代に参加をした。何かでフォスター・プランの活動を知り、飲みに行く一回分を毎月の寄付に当てて一年分、これなら続けられるだろうと始めた。最初に交流したチャイルドはインドの女の子だった。その後ギニアの男の子、ザンビアの女の子、そしてペルーのサッカー好きな男の子は2013年12月から。この男の子からはよく手紙がきた。大好きなサッカーをしているところなど、絵もよく送ってくれた。好奇心も旺盛でいつも質問もたくさん。年齢的にもう少し交流は続くだろうと思っていたところに、先月、男の子の暮らすコミュニティでプラン・インターナショナル(以下プラン)の活動が終了になる由連絡があった。19年の活動の後、目標が達成されたから、だそうだ。

そして今日、チャイルドからの最後の手紙が届いた。プランの活動を通じて学んだこと、スタッフへの感謝の気持ち。私たちスポンサーへの感謝とお別れの言葉。友だち、女の子と男の子、と一緒にサッカーをしている絵も同封されていた。現地の方々の活動がしっかり実を結んでいることを実感できるお便りだった。翻って私は、頻繁に手紙を送るなどもっとできることはあっただろうにと身が縮む。事務局も私のようなスポンサー向けに手紙などを送りやすくするよう様々な工夫をしてくださっているのに。気持ちはあるのにアクティブに行動できず、少し荷が重くなった。ゆえにしばしの間、特定のチャイルドとの交流をお休み。他の支援方法を選択する。また心に余裕ができたら、新しいチャイルドをご紹介いただこう。そのときは、もっと筆まめに。翻訳アプリも相当腕が上がったから、その助けも借りることにして。

お別れはさみしいが、これからは陰ながら男の子の健康と幸せを祈ろう。あなたのことを忘れない、と書いてくれた。私も、忘れないよ。いつかニュースでその名を見つけるかもしれない。手紙には、建築家になりたいと書かれていたから。

プラン・インターナショナルの詳しい活動についてはこちら
チャイルドへの手紙は日本語でも大丈夫です