ヒヨ乱入(2021.02.11 Thu.)

椿の花を守るためもあって、垣根にミカンを置くようになった。割り箸を幹にくくりつけた簡易餌台。半分に切ったミカンを据えると、メジロたちが熱心に啄ばむ。時折周りを警戒しながら、夢中でミカンに向かう様は愛らしい。きれいにお行儀よく実だけを食べる。皮だけになったことを確認して新しいミカン。ここ数年の冬のお楽しみだ。けれど、数日前から何やら様子が違う。ミカンが地面に落ちているのだ。拾って戻す。落ちる。戻す。皮も啄ばんだ痕がある。ふむ、おかしい。あっ、ヒヨ!!メジロをどげんっと追い払ってミカンを横取り。なるほど、そうか。ヒヨの仕業だったか。場所を変えて様子を見るが、同じ結果に。一段高いところからメジロの様子を見張っていて、メジロがミカンにやってくると追いかけて来るようだ。意外に(シツレイ)頭脳犯。ヒィヒィと賑やかなヒヨに居座られても困るので、メジロたちには気の毒だけれどミカンはいったん停止。

ところで、顔だけで見るとヒヨの方がかえって愛らしいのに、なんでメジロの肩を持つのであろうか。メジロって近くで見ると結構きつい顔をしている。にもかかわらず可愛く見えるのはまず小さいこと。そして動きや仕草と相まって全体として愛らしく見える。そこはパンダと一緒(笑)翻ってヒヨは、傍若無人(いや傍若無鳥か)に映る動きで、損をしていると思う。もうちょっと落ち着きがあれば!(笑)