イタリアが(2021.02.28 Sun.)

足りないので小豆島を目指す。オリーブの島と認識していたけれど想像よりずっと地中海だった。オリーブの古木。見頃を迎えたミモザも立派だ。早咲きの桜に並んでオリーブの樹。というのは島独特の風景だろう。松とオリーブ、という景色も。そこかしこにオリーブの樹が植る。オリーブ畑が特定の地域に広がる、というイメージだったけれど、ここかしこに植えられていて驚いた。宿を取った地域には醤油蔵が並ぶ。醪の匂いが鼻を突く。青い空、オリーブの緑、ミモザの黄色、枝垂れ梅のピンク、早咲きの桜色、そして醤の香りに波の音。なんとも魅力的である。お天気に恵まれた移動日。神戸港から坂手港までのジャンボフェリーの旅も楽しかった。車両を除く乗船客は数える程。密にならずに旅ができて心安らかなれど、運行会社のことを思うと胸が痛む。

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