今こそ先人に学ぼう。どう考えても現状を鑑みると五輪は無理だと思われる。おかみからは、科学的な知見に基づいた冷静な判断も聞こえて来ず、根拠のない「絶対開催」のシュプレヒコールばかり。ときおりぽろっと本音が溢れれば、すぐさま取り消しに躍起になる。“Thomas Bach氏の来日が5月に予定されていて、それまでに宣言が終わるよう必死に政治調整している”というような噂も耳にした。そんな馬鹿なと一蹴できないからこわい。
私はスポーツが大好きである。競泳の日本選手権やフィギュアの国別対抗戦をテレビ観戦すれば、この競い合いをまた夏に見たいと正直思う。でもそれはそれ。見たいと思う気持ちと、出来る出来ないの判断は別のもの。様々な意見や異なる立場があるけれど、同じ国家に属するものとして、目の前にある危機に真摯に向き合いこの難局を乗り越えて行く。人生とは(より良く生きようと)「努力すること」ではないだろうか。努力は苦しいことをする、ということではない。“心をこめて事にあたること。”と辞書(大辞林)の最初に。心をこめて事にあたれば、自ずと最良の結果は見えてくるのでは。邪はいけません!ならぬことはならぬものです!!
追記:言われているウイルスの季節的流行(5月から8月)ということも考えればさらに厳しいと思われます。さらに今夏は2018年のような猛暑になるという予想も。暑さ対策だけでもかなりのボリュームなのに…